不動産業界におけるDX化 IT重説が加速しています

→ 2017年10月 賃貸取引・法人取引におけるIT重説の運用スタート
→ 2021年3月 売買取引におけるIT重説 本格運用スタート
→ 22年5月に不動産取引における完全オンライン契約が実現する!?

重説ってなに?

※重説とはじゅうせつ 「重要事項説明」の略で、宅地建物取引業者が、売買契約・賃貸借契約の締結に先立って、買主・借主に対して契約上の重要な事項を宅地建物取引業法第35条にもとづき説明すること。 この重要事項説明において宅地建物取引業者が買主・借主に対して交付する書面を「重要事項説明書」という。

IT重説ってなに?

不動産取引における重要事項説明を、インターネット等を利用して対面以外の方法で行なうこと。宅地建物取引業法が定めている重要事項説明における対面原則の例外である。

IT重説は、このように行います

コロナ禍で来店者が減り、オンラインで部屋探しを行う動きが活発化し、リモートによる内見や重説をオンラインで行うことにより顧客のニーズに応えることで成約につなげている企業が増えています。

2021年5月12日に国会で「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律案(以下、デジタル改革関連法)が成立し、その中に宅建建物取引業法の改正も含まれていました。重説・契約の電子交付が可能になり、更にIT重説は加速すると想定されます。

インターネット環境とテレビ電話を接続できる端末があれば、IT重説の環境は意外と簡単に構築することができます。

IT重説のメリット

~IT重説は、重説を受ける側にとって大きなメリットがある~

  • 遠方への移行時間や費用の負担が軽減されること
  • 日程調整が容易になること
  • 来店が困難な場合でも実施が可能であること
  • 契約者が自宅などリラックスした環境で行えること

実際、コロナ禍での成約件数は、IT重説を導入している店舗は前年を上回る契約数となっているところが多かった。

『でも、導入がめんどくさそう・・・』

『コネクトさん』は導入から運用まで非常にシンプルなシステムです。
パソコンに不慣れなスタッフさんやユーザー様にも簡単に利用が可能です。

IT重説実施までの流れ

1.重要事項説明書(書面)を事前に契約者に送付する

下記の方法で送付が可能
・電子メールで送信(電子署名サービスの利用が必要)
・サーバーからダウンロード(電子署名サービスの利用が必要)
・郵送で送付する

2.重要事項説明書の日程を決める

『コネクトさん』は契約者がウェブ上で予約カレンダーから予約を入れる仕組みになっているため、予約のための時間が短縮されます。


契約者が予約カレンダーから予約を入れることが困難な場合は、店舗スタッフが代行で『コネクトさん』の管理画面上で予約を入れることができます。

3.予約が完了すると電子メール(またはショートメッセージ)で予約完了通知が契約者に送付される

重要事項説明日【前日】、【当日】、【10分前】など自動でリマインドを契約者に送付することが可能です。

4.重要事項説明の時間10分前に自動で接続先が送付される

重要事項説明の時間10分前にテレビ電話接続URLが契約者へ自動的に電子メール(またはショートメッセージ)で送付されます。

契約者はURLをタップしてテレビ電話を立ち上げ、説明員は通話ボタンを押すだけでお互いが通話できるようになります。

ブラウザ上で起動するため、特別なアプリのインストールは不要です。

 

⑤ 重要事項説明書(書面)を見ながら画面越しでご説明。

・契約者は電子署名に署名し、送信
・契約者は書面に捺印し、郵送

おまけ:ご利用者様の声

重説の説明員がテレワークで説明ができることがとても便利でした。
最初は説明員に操作に慣れるまで少し時間がかかりましたが、慣れた後は顧客への操作も自自身で行えるようになりました。(賃貸不動産業)

特別な装置ではなく、自分のパソコンで自宅で重説が行えたことがとても便利でした。(説明員)

ピーク時に管理画面で予約枠を増やした結果、多くの契約者様に重説を行うことができました。
ピーク時が終わった段階で予約枠を減らし、スケジュールの調整が楽になりました。(受付)

料金

料金についてはお問合せください

IT重説が一般化することにより、不動産取引の手続きが容易になっていくと想定されます。

『コネクトさん』について詳細をご希望ございましたら、お問合せフォームよりお気軽にお問合せくださいませ。
オンラインデモンストレーションで、実際にどのように使用するのかもお見せしております。